福田康夫氏が、靖国には参拝しない、北朝鮮対応はより「弾力的」にと語っている。
よりアメリカの対東アジア政策に接近するということである。
あわせて、この道は財界の対東アジア経済政策にも合致する。
安倍氏にくらべて、遥かに双方の支持は固いものとなるだろう。
他方「構造改革」の修正あるいは補足については、いまだ明らかでないようである。
自民党総裁への就任が確実な情勢になった福田康夫元官房長官は十五日未明、日本テレビの報道番組で、首相に就任した場合、衆院解散・総選挙をいつ行うかについて「国民生活への影響を考えると、予算は最低限通さないといけない」と述べ、早くても二〇〇八年度予算の成立が見込まれる同年春以降になるとの考えを示した。
また、首相任期中に靖国神社に参拝するかどうかについては「恐らく参拝をすることはない」と述べた。
日本人拉致問題を含む対北朝鮮政策については「今までの交渉は、若干硬直的だった。多少の弾力的な話し合いが必要だ」と、安倍政権が進めてきた「圧力」重視路線からの転換を示唆した。
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