1月11日は、9時30分起床の朝であった。
夕べは、眠れぬ深夜に、開き直って酒盛りをする。
読んでいたシーナの本が悪かった。
全編、酒と食い物の話である。
ビールをプハッ、あれを食ってタハタハ、
そんな言葉ばかりである。
「唐がらし入りのサバ缶がうまい」
にやられ、こちらもサンマの蒲焼をあけていく。
満たされた気分での
3時30分の就寝だった。
朝はノロノロ動いて、10時30分に外に出る。
JR「加島」から「尼崎」へ、「西宮」へ、
車中「サブプライムレートの人」となって移動する。
「西宮」で新幹線のチケットをとり、
そのまますばやく大学へ。
さっそく「キャリアデザイン」方面の打ち合わせ。
11時30分から「基礎ゼミ」となる。
授業中、チアーの学生が、うつろな目つきで、
振り付けのイメージトレーニングをやっていたのが面白かった。
終了後、サンドイッチをパクついて、
図書館へ向かったところで、ビックリ仰天。
エッ? エッ? エッ?
97年度卒のI塚さんである。
卒業は、今からちょうど10年前。
それ以降、これまでまったく連絡はなく、
学生時代も、ほとんど親しく話した記憶がない。
そういう学生が、突然、大人の姿で登場する。
世の中、面白いことがあるものである。
いまは東京で消防関係の仕事をしているそうだから、
ゼミの東京ツアーの時などに、
学生たちと顔をあわせてもらう機会も生まれるのだろう。
教務課方面で、バタバタと打ち合わせをして、
3時ちょうどには図書館へ。
4月からの入学が決まっている
高校生たちのレポートを読んでいく。
どれを読んでも、なかなかしっかり書かれている。
中には「私の姉が石川ゼミにいます」というものもあり、
こちらもまっとうなコメントの他、
「姉」についてのコメントもそえていく。
添削したレポートを事務室に出し、
教育開発センターで小仕事を少し。
3時40分から行われている科別教授会に
少し遅れて出席となる。
会議は、6時30分の終わりであった。
ただちに山を降りて、阪急「門戸厄神」駅前の焼鳥屋へ。
4年ゼミ生全員が、卒論を無事に提出し、
「おつかれさま会」が行われているのである。
5時開始の先発部隊は、すでに満腹のようである。
こちらが第二次部隊、
さらに第三次部隊もやってくるという
さみだれ式の集合である。
卒業まで、残すところ約2ケ月。
このメンバーで、そろって飲むことも、もうあまりない。
8時すぎには解散となる。
阪急「門戸厄神」から「西宮北口」へ、
JR「西宮」から「加島」へ、
車中「のんべんだらりんの人」となって移動する。
8時40分の帰宅であった。
たくさん届いていた郵便物を処理し、
メールをチェックし、いくつかの小仕事もやっていく。
そんなことをするうちに
日付はグイッと変わっていた。
月曜日の「対談」に向け、
明日・明後日が最後の追い込みの時間となっていく。
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