11月16日、昼はうどんをゾゾゾゾゾ。
手紙を1本書いて、外に出る。
コンビニから、関東方面へ向け
本を一冊郵送する。
そのままJR「加島」から「尼崎」へ、「吹田」へ、
車中「大統領選挙の人」となって移動する。
1時半には、吹田勤労会館に到着。
『季論21』の編集協力者会議だが、
今日は研究会もあわせてある。
京都大学の大西広先生、
大阪経済大学の山本恒人先生から、
それぞれ中国経済・社会についての報告がある。
鄧小平以後の改革は、
市場経済導入だけでなく、
古い封建的な社会制度の溶解をすすめさせた。
だが、それを新しい秩序に
まとめる仕事は成功していない。
肝心なことは、そこに「民衆が主人公」の見地を
つらぬくことができるかどうか。
08年1月導入の労働契約法には、
組合選挙への共産党の影響力を強化する
「企業労働組合首席選出弁法」が
セットで組み合わされている。
農民「暴動」・山猫スト(本来禁止)も多発しているが、
これが反政府運動に合流した場合の備えとして
政府は、軍による弾圧を可能とする立法も行っている。
ただし、共産党のトップにも守旧派と開明派との
小さくない意見の相違と対立があり、
知識人の中には、新自由主義徹底派と
旧計画経済の良さにもどれという
「新左翼」主義の対立もあり、
両者は複雑にからみあう。
想定外の〆切を、1つ、新たに得ることになる。
もちろん、中国ネタではないのだが。
5時ちょうどには、会場を出る。
JR「吹田」から「梅田」へ、
車中「中国復習の人」となって移動する。
コメント