9月8日(火)は、9時起床の朝であった。
空はスッキリと晴れている。
朝のバイキングを放棄して、
韓国の野菜ジュースをクピリとやる。
わが朝のじつに正しいすごし方である。
部屋の中でネット接続の方法を発見。
初日のブログを書いていく。
申し訳程度の超小筋トレも、ホイホイと。
10時半にはロビーに集合し、
みんなでバスに乗り込んでいく。
ガイドのKさんが、
秀吉の朝鮮侵略から、近代の植民地化、
ナヌムの家の成り立ちへと話をすすめてくれる。
12時には石焼ビビンパをパクパクパク。
とてもにこやかなオカアサンが
学生をさかんに「かわいい」と言ってくれる。
まわりの街並みが、なんだかなつかしく見える。
近くのコンビニには
朝鮮人参がそのまま売られていた。
食事をしたのは、こんな店。
1時にはナヌムの家に到着し、
スタッフのM山さんと挨拶をする。
地元韓国のボランティアさんの他に、
中央大学のI塚さんという学生さんもいる。
4年生だが半年間の滞在に、
先週来たばかりなのだという。
1時半には、歴史館の中に入る。
それぞれ、真剣にメモをとる。
一部の展示が、また新しくなっている。
こちらは、慰霊のコーナーである。
学生たちは神妙な顔つき。
4時すぎからは、イオクソン・ハルモニの証言をうかがう。
ハルモニたちも高齢で、
いまは来訪者への証言も
基本的には行っていない。
特別の配慮に感謝である。
学生たちも、真剣に話をうかがっていく。
証言が終わったところで、
日本から持っていったお礼を手渡す。
最後には全員で記念写真。
「あとで1枚送ってほしい」とハルモニが笑う。
5時すぎには、夕食の準備に入っていく。
今年も、ブタ肉を、ニンニクや野菜と焼く
サムギョプサルである。
学生たちも、楽しそうに焼く。
そして、全員がハルモニたちの生活の場にあがり、
あれこれと言葉をかわしていく。
7時すぎには、片づけ開始。
8時半からは、感想交流の時間をもつ。
それぞれが、驚きや新たな迷いにもぶつかりながら、
真剣に自分の思いを語っていく。
10時をすぎたところで、大人たちは2階へあがる。
大阪の「慰安婦」問題フォーラムから託されたカンパを、
きりの良い数字にあわせて、
ナヌムの家と、「戦争と女性の人権博物館」に折半していく。
それぞれに16万5000円。
後者は、これからの建設資金となっていく。
1時をまわったところで、こちらはおひらき。
まだ下からは、学生たちの声が聞こえていた。
本日の万歩計は、3394歩。
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