7月2日(土)は、7時すぎ起床の朝であった。
横にいた新参が、すでになにやら、ガシャガシャやっている。
仕方なく、こちらもフラフラたちあがり、
ゴロゴロころがって、遊んでいく。
8時すぎには、四国に旅立つ
相方と新参をドアの手前で見送っていく。
その後、しばし、呆然。
青汁豆乳クピリ、コーヒーカプリとすすんでみるが、
わがエンジンは、プスン、プスン。
とりあえず、メールなんぞをカシャカシャカシャ。
シャワーをあびても、いまひとつ。
「今日は、こんな日なのだ」とあきらめていく。
気持ちが休みたがっているのだろう。
昼ゴハンに、なめたけ汁をつくっていくが、
宅急便を受け取るあいだに、
静かに鍋から吹きこぼれていた。
なかなか危険なヤツである。
キムチと、アツアツのなめたけ汁
でゴハンを食べると、汗がダラダラ流れ、
肉体はシャワー前の状態にもどる。
この時期のわが人生はこんなもの。
「今夜は名古屋に泊まればいい」と思い立ち、
京都へいく背中がちょいと押される。
明日は三重で、お仕事なのである。
12時半には、外に出る。
JR「加島」から「尼崎」へ、「高槻」へ、「西大路」へ、
今日の会場のラボール京都へ、
車中「はじめに原稿の人」となって移動する。
2時から、「伊波洋一×柳澤協二」講演会に参加する。
伊波さんは、昨年の沖縄知事選に立候補されており、
その前には、普天間基地をかかえる宜野湾の市長、
沖縄県議会議員を歴任されている。
他方の柳澤さんは、5人の首相につかえ、
イラク派兵の最初から最後までを統括した
内閣官房副長官補(安全保障・危機管理担当)である。
さあて、話はかみ合うのか。
結論をいうと、これが実におもしろい。
「沖縄に海兵隊はいらない」との点で、
お二人には意見の一致がある。
その他に、いろんな相違はあるのだが、
「一点での一致」を大切にする姿勢がある。
そして、現在の日本の政治を
憂慮する点にも深い共通点があるのである。
フロアからの質問にもこたえて、
4時半には終了となる。
地下の喫茶店で、お二人にご挨拶をさせていただく。
おもしろそうだという他に、
この講演会に参加した理由がもうひとつ。
9月23日(祝)に、神戸でお二人の話をつなぐ
「コーディネーター」をせねばならないのである。
(午後2時から兵庫県農業会館11階大ホールにて)。
能弁で、情報も思想も豊かなお二人だから、
議論の「コーディネート」はまったくいらない。
それが確認できただけでも、
こちらには大きな収穫があった。
5時すぎには、主催のみなさんたちによる
懇親会に参加させていただく。
ここでも、お二人のお話はおもしろい。
ビュンビュンと直球をなげる伊波さんと、
様々な変化球を見せる柳澤さんと。
話は、やはり、つきるところがない。
とはいえ、お二人の帰りの時間は決まっており、
この場は、7時ちょうどに、おひらきとなる。
お別れのあと、こちらは「京都」から「名古屋」へ、
車中「メールカシャカシャの人」となって移動する。
乗れば40分程度であった。
なんだか中途半端な時間である。
8時すぎには、「名古屋」について、
近くのコンビニによって、ホテルに入る。
まわりは居酒屋だらけで、
コーチン、手羽先、きしめん、みそかつと、
うまいものはいろいろあるのだろうが、
ハラはすでに満ちている。
ちょっと悔しいけれど、仕方がない。
夜は、部屋でのんびりしよう。
明日は、午後から「桑名」へ、「富田」へ移動、
三重県の母親大会でしゃべっていき、
夜は「新大阪」で研究会。
昼までは、ここにこもって原稿、パワポ。
昼は、きしめん、あるいは味噌煮込みうどんの計画である。
(本日の写真は、明日の夜)。
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