7月31日(日)、8時起床の朝であった。
なんだか、カラダがとてもすっきりしている。
「クスリが抜けた」気分であろうか。
ホテルの窓から外を見ると、
右手に原爆ドームが立っていた。
う~む、こういう場所に来ていたのか。
夕べはまったく気づかなかった。
今朝のパワポを修正し、9時すぎには外に出る。
ただちに、広島県立総合体育館へ。
となりのアリーナには、なんとまえ「AKB48」が来るらしい。
ものすごい数の少年男子がならんでいる。
こちらは、反対側の建物へ。
10時から日本母親大会の第23番分科会。
テーマは「日本軍『慰安婦』問題の解決と女性の人権」である。
およそ100人のみなさんの参加であった。
「『慰安婦』という言葉は聞いたことがあるが、
しっかり学んだことはないという方は?」との問いに、
半数くらいの手をあげる。
最初のこちらの発言は、問題提起の前に
「慰安婦」問題の基本について
少し時間をとってしゃべることにする。
11時からは、フロアーのみなさんからの
意見や質問が途切れることなくつづいていく。
こちらも、知恵の限りでお答えする。
12時から1時半までは、
たっぷり時間をとった昼食休憩。
こちらはサインセールにも座ってみるが、
書籍販売コーナーは、人の通りの少ない通路にあり、
ノンビリ、サラサラ20冊くらい。
しかし、サインセールと書いたポップの
著者名をまちがえてはアカンやろ。
「宏」と「弘」。
もう少し、キチンと資本主義的「商業」に学ばねば。
午後も、分科会では、フロアーからの発言がつづきっぱなし。
2年前の京都での分科会に比べると、
各地での取り組みの交流が、
はるかに具体的になっている。
それだけ、着実な前進があるということである。
「申し合わせ」事項を確認して、
3時ちょうどには終了となる。
後片付けをして、広島駅前のデパートに移動。
外には、「かわいかったなあ」と
しみじみつぶやく少年男子の群があった。
県立広島女子大のT留先生、大阪社保協のT内さん、
日本機関紙出版センターのM尾さん、
昨日も飲んだ広島県労連のF見さんと、
5人で、はげしく語り、はげしくお茶を飲んでいく。
貧困、福祉、運動、資本主義、
フランス、デンマーク・・・。
話は、刺激的で、多様である。
6時には、T留先生が帰られる。
残り4人で、駅ビルに入って夕食ビール。
夕べは、ビールをうまいと思えぬ「体調」だったが、
今夜は、まったくちがっている。
クスリの力はおそろしい。
ここでは、出版、運動、高齢化、
私物化などをワイワイと。
F見さんと改札でお別れし、
3人は、8時01分発の新幹線に乗り込んでいく。
ここでも、あれやこれやとしゃべりあい、
9時半すぎの「新大阪」着。
さらに、こちらは「尼崎」へ、「加島」へ、
車中「つぶやきながめの人」となって移動する。
10時ちょうどの帰宅であった。
明日は、午後から、近場でインタビューが1件。
あとは、採点とパワポづくりの人生となる。
気持ちを休ませる工夫も必要かなあ。
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