11月4日(金)は、9時すぎ起床の朝であった。
コーヒークピリで、パソコンをカシャカシャやっていく。
「現代社会と経済学」の授業に、
大阪の若い労働運動家を招くことができるようになる。
「はたらくものの権利」、それが往々にして
踏みにじられる現実も知っておかねばねえ。
さて、学生たちの反応やいかに。
生協の空箱を外に出し、夜の駐車場を確保して、
11時前には、外に出る。
JR「加島」から「西宮」へ、大学へ、
車中「キャピタリズム感想仕事の人」となって移動する。
11時半から「基礎ゼミ」である。
ようやく学生たちの何人かが、
学びのリズムをつくりはじめた。
こういう学生が出てくると、
あとは、集団としてグイグイ前に進むだけ。
1時には、4年ゼミのSさんに卒論原稿を返し、
「次のゼミには・・・」と、目前の宿題を伝えていく。
講演準備のツメを行う3年生をながめながら、
サンドイッチとヨーグルトをパクパクパク。
2時から、女性学インスティチュートの
連続セミナーとなっていく。
「私たちは『慰安婦』問題をどう考えるか」と題して、
3年ゼミの4人が、「慰安婦」問題の基本から、
この夏の韓国学習旅行の体験をしゃべっていく。
「河野談話にも弱点があり、それ以後も政治家たちの中には・・・」。
「ナヌムの家では、日本軍『慰安婦』歴史館を見学して・・・」。
「どういう顔をしていいかと思っていましたが、
ハルモニは、あたたかく受け入れてくれました」。
「植民地支配の展示を見て、それはひどいものだったと思いました」。
年配の市民のみなさんを見て緊張したのか、
いつもの「無駄な言葉」がそげ落ちて、
その分、話がポンポン進む。
結局、こちらが、30分ほども
「補足」に時間をつかわねばならなくなった。
それでも、参加のみなさんは、3時半の終了後にも、
学生たちに、あたたかい言葉をかけてくださった。
こういう大人のみなさんとの交流は本当に大切。
ありがとうございます。
当の3年ゼミ生たちは、
主催の女性学インスティチュートのみなさんから
いただいたケーキを前に、ようやく満面の笑みとなる。
やはり緊張していたらしい。
パクパク食べるみんなを横目に、
こちらは、保健室に「今年の健康診断結果」をもっていく。
わが「結果」のキーワードは、
「小太り」「休肝日」「運動不足」。
実に、わかりやすいものであった。
3時40分からは、人事教授会となっていく。
さらに、5時50分から、臨時の科別教授会。
これが7時に終わったところで、
さらに「次をどうする」の打ち合わせ会議となっていくが、
わが脳味噌は、プスンプスンとガス欠に。
みなさんの議論を、うつろに聞いて、
8時すぎには、おしまいとなる。
研究室にもどり、冷蔵庫に残されていた
1つのケーキをありがたく食べる。
これで少しは脳味噌も動いてくれるか。
結局、9時前には、大学を出る。
JR「西宮」から「尼崎」へ、「加島」へ、
車中「キャピタリズム感想仕事の人」となって移動する。
9時半すぎの帰宅であった。
風呂上がりの新参がポテチを食べる横で、
ようやく、夜の会議弁当の巻き寿司にありついていく。
10時すぎには、布団に入り、
白パソの「トム・ジェリ」で新参を寝かせる。
明日の入試には、わが担当がない。
「緊急事態」が起こらないことを祈りながら、
新参とにぎやかに遊んでいこう。
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