先日、兄新参が、突然、真剣な顔つきで聞いてきた。
「さんたくろーすが、みんなのおうちに
ぷれぜんともってくるって、ほんとなん?」
「うちにもきてくれるん?」
ヤツは、5才半になって、ついに
サンタの「存在」に気がついたということである。
保育所でのおともだち情報だろうか。
「さあねえ、来てくれるかなあ」
「どうしたら、もってきてくれるん?」
「クリスマスツリーの靴下に
ほしいもの書いて、入れておいたら」。
すると兄新参は、ただちに紙を取り出し、
覚えたばかりの文字で
「ごおかいがれおんばすたあ」と書き、
さらに、なぜか、この紙の端を
アルミホイルの芯に貼り付け、
巻物にして靴下に差し込んだ。
すると、巻物の重さに、
靴下はただちに真横に倒れた。
この間、わずか数分の見事に流れる作業である。
気持ちは、相当、本気らしい。
しかし、調べてみると、
これが結構な値段であった。
おまけに、これは、要するに「鉄砲」らしい。
そこでいまのところ、
(世界地図を見せて)
「サンタクロースは、ここのフィンランドにおってなあ」
「フィンランドは遠いやろお」
「トナカイのソリで来るのは大変やでえ」
「大阪の全部のお家は
まわれんかも知れんでえ」
といった対応にとどめてある。
とはいえ「プレゼントなし」
というわけにはいかないだろうから、
どこかで、何かおもろいものを
見つけておかんとなあ。
兄新参くん、笑えますね。それにしても5歳の冬まで「サンタ」さんを知らずに過ごすなんて、すごい!!
まあ、12歳の冬まで「サンタ」さんを信じ込んでいた、うちのY子も
たいしたものですが・・・(笑)
投稿情報: S本Y郎 | 2011/12/17 17:01