9月12日(木)は、7時すぎ起床の朝であった。
ネット情報をカシャカシャやって、
部屋でおにぎりをパクパクパク。
8時半には、ロビーに降りる。
9時前には、福島大学災害復興研究所のみなさんの
お見送りを受けて、ホテルを出る。
みなさんは、これから九州での仕事だと。
本当に、お世話になりました。
福島市から、川俣町、飯舘村、南相馬市をへて、
浪江町に向かっていく。
こちらは飯舘村での除染作業。
線量が高いことによる全村避難のために、
農地は「原野」になってしまった。
途中、線量を確かめながら、進んでいく。
南相馬市の道の駅にあった「じゃぶじゃぶ池」。
海水浴もできない、市民プールも使えない、
すぐ前に仮設住宅がある、「道の駅」ならクルマも停めやすい。
そこで、子どもたちに、元気に水遊びをしてもらおうと、
たくさんの人や企業の協力でつくったもの。
休日には、人がけっこう集まるとのこと。
ここから先が浪江町。
(以下、浪江町の写真はすべて、
役場の許可を得てのもの)。
4月1日に「警戒区域」が新たに3つに再編され、
「避難指示解除準備区域」と「居住制限区域」には、
条件つきで立ち入りが許されるように。
道路の両側には、震災当時のままの状況がつづく。
11時半には、浪江町役場に到着。
コンビニで買ったお昼を食べていく。
ゴミは持ち帰り。
下水は復旧していないので、
トイレは外の簡易トイレを使う。
11時50分から、小林さん(復興推進課)のお話をうかがっていく。
どこに住んでいても、一人一人のくらしの再建を最優先、
同時に、ふるさとは、しっかり再生していく。
これが現在の大きな考え方。
この方向を決めるのに大きな役割をはたした、
子どもたちからのアンケート。
途中、12時10分に、渡邉文星・副町長がやってこられる。
被災の深刻さを訴えた後、
町民(どこにいても)とふるさとの復興への
強い熱意を語られる。
迫力の「ごあいさつ」であった。
最後に「お願い」として、
「震災直後のまま、手つかずの場所があることの発信を、
ぜひ、手伝っていただきたい」と。
1時20分には、小林さんのお話が終了となる。
国との関係、避難について、
避難先について、ペットについて、
学生からは、質問がでる。
「町外コミュニティ」の実際について、
こちらも、さらに詳しく、聞かせていただく。
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