9月9日(火)、午後。
実証実験中の田んぼである。
土を入れ換えているが、
収穫は、被災前に近いものになるらしい。
もちろん線量検査も行われる。
JR浪江の駅である。
常磐線は走っておらず、JRも直すと明言していない。
町の復興に書かせないもので、
ぜひ国の支援がほしいところ。
駅前の案内図には、小学校近くの海水浴場も。
駅の中の飲み物は、
地震で倒れたままになっている。
しばらく、町の中を歩いていく。
いくつかの家には、こうした貼り紙、テープが。
その一方、最近開店した、ガソリンスタンドも。
とはいえ、まわりに人影は、見えなかった。
4時前には役場にもどっていく。
学生全員が感想と質問を述べていき、
お二人にていねいに答えていただく。
学生には、この場を見ることに加え、
「復興」を真剣に模索する「大人」と出会い、
その「大人」と「対等」に
話し合う機会が、大きな成長の糧となる。
5時ちょうどには役所を出る。
学生たちのテンションが高い。
緊張がほぐれているのだろう。
大きな体験を共有した、
仲間意識の深まりもあるのかも。
ほどなく、南相馬へ。
気がつけば、今年はスクリーニングが要らなかった。
5時40分には、南相馬の宿に入り、
6時10分から、にぎやかにゴハンを食べていく。
7時半には、部屋にもどる。
なぜか、お隣の生活音筒抜けの部屋で、
お隣のテレビの音を聞きながら、
静かにビールをクピピピピ。
空には、キレイな月が。
「タヌキが」と思った生き物は、ネコでした。
明日は、朝から南相馬市、
午後には、相馬市に向かっていく。
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