9月10日(火)は、7時起床の朝であった。
部屋からの景色は、こんな具合。
昨夜、バスの中でお話いただいた
阿部さんとホテルの入口前で記念写真。
8時には、みんなでホテルを出る。
途中、景山先生から「注意事項」の話があり、
8時半には、キャンプ・シュワブのゲート前へ。
学生各自も判断し、自らゲート前に座っていく。
とはいえ、機動隊による
「ごぼう抜き」を体験させるわけにはいかず、
その瞬間には、自分で場所を移動する。
こちらは、その前でごぼう抜き。
ゲート前には、50台ほどもの生コン車が。
さらに埋め立ての土砂・ジャリ
を積んだダンプもズラリ。
ただし、ダンプは「何回いくら」の契約で、
少量の積載で、回数をかぜぐ業者もいるとか。
10時すぎにはテントに移動。
学生たちは、現場のみなさんにインタビューを。
応じてくれる機動隊員へのインタビューも。
近くの他のテント、トイレ(コンビニ)と往復する、
送迎車も3台準備されていた。
厳しい日差しをさけて、
テントの中で、ミニ集会。
関西でお会いしたことのある方も、何人か。
11時半には、テントをあとにする。
みなさん、お世話になりました。
12時半には「かでな道の駅」に到着。
米軍嘉手納基地の前である。
沖縄国際大学の学生サークル
「Smilife」のみなさんと合流し、
いっしょにタコライスをパクパクパク。
屋上で基地、黙認耕作地などの話をうかがう間にも、
轟音を立てて、戦闘機、輸送機が飛んで行く。
1時半には嘉手納を出て、
「Smilife」の学生とコザの
沖縄市戦後文化資料展示館へ。
スタッフの方に、丁寧な解説をうかがっていく。
3時ちょうどには、展示館を出る。
嘉手納のゲート前であり、
お店は、米兵相手を意識せずにおれない。
そういう歴史をもった地域である。
3時半には、普天間基地南側の嘉数高台へ。
その空を、オスプレイが飛んで行く。
こちらは「飛行(転換)モード」だった。
目の前の普天間基地には、
そのオスプレイがズラリとならぶ。
今度は明らかに「ヘリモード」。
日米合意違反の飛行である。
高台には、沖縄戦で犠牲となった
兵士の慰霊碑もたくさんならぶ。
戦争を反省・批判するものもあれば、
正義の戦争と肯定するものも。
4時には高台公園をあとにするが、
移動に時間がかかり、
緑ケ丘保育園への到着は、4時50分となる。
「チーム緑ケ丘1207」の神谷園長から、
2017年12月7日の部品落下事故の詳細を。
「基地のまわりに保育園をつくったくせよ」
といった誤解、あるいは悪罵を念頭し、
戦前から普天間に町があり、
その土地を米軍に奪われたあと、
人々はかつての町の周辺にもどらずにおれなかったと。
この歴史は、琉球新報でも詳しくうかがったこと。
「子どもの安全を守りたい一点で」と、
チームのオカアサンも時間をとって語ってくれる。
「Smilife」の学生たちの
真剣な表情、姿勢も印象的。
7時前に保育園を出て、
7時すぎには、沖縄国際大学前で、
「Smilife」のメンバーとお別れする。
大学には、15年前のヘリ墜落のモニュメントも。
今後のサークルの発展に期待したい。
那覇のホテル到着は、
予定より1時間遅い7時50分。
それぞれただちに、食事に出かける。
本日の万歩計は、昨日とあわせて13277歩。
明日は、「沖縄戦」からのスタートとなる。
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