今日(4月28日)の授業は10時35分から。1年生たちの基礎ゼミである。元気に全員集まって,それぞれまじめに「自分」を考えている。「今年の1年生は,本当にお行儀がいい」かもしれないと,本気で少しずつ思いはじめている。授業の内容は「2006年度前期授業」にアップ。
12時10分からは講堂で,川合先生の学長就任式。教職員,学生等の他,卒業生のみなさんの参加も多い。川合先生ご自身のお話がソフトで,さらに「教職員代表」でありまた川合先生の長年のご友人でもある山本先生のざっくばらんな話に味わいがある。式は礼拝の形式にのっとり,聖書の朗読や賛美歌,祈祷の他,音楽学部の先生たちによるピアノ伴奏での独唱もあって,盛りだくさん。
大学をとりまく社会状況は厳しく,本学内部にも課題は山積しているが,今日ばかりは,キッパリと晴れた空がその重苦しさをやわらげてくれる気分である。
就任式終了後,ただちに「『岡田山論集』編集委員会」にかけつける。しかし,どうやらこちらは「およびでない」。今日は担当の少数の先生と学生たちだけでの会議だそうで,弁当をほおばっている「社長」や「デコレーダー」をふくむ5~6人の学生たちに笑われながら,会場を出る。
事務室で研究室で,住金女性差別裁判和解勧告,韓国からの留学生,プリンターの修理代金,靖国関連文献,「過去のつぐない」,初めての改姓と,目の前の話題はクルクル変わり,「就職活動で東京へ行くので,靖国にいってきます」という4年生に簡潔な「見どころ」メールも送信する。3時をすぎて,ようやく「原稿書きの人」となる。
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