門倉貴史『BRICs 新興する大国と日本』(平凡社新書、2006年)を読み終える。
ブラジル、ロシア、インド、中国の4ケ国の今後の成長が長期に渡って急速であることについては、すでに様々な予測がなされている。
ここではBRICs4ケ国のGDP合計が、2035年にはG7(7ケ国)の合計を上回るとされている。
細かい数字の当否はさておき、その変化の急速さと、方向性については間違いないのだろう。
特にインドに焦点をあてて読んでみるが、このような急成長を可能とした歴史的要因にどのようなものがあるか。
また半世紀前に植民地であったこの国が世界経済の最前線に飛び出すことの歴史的意義など、芋づる式に、急ぎ、多くを学んでいかねばならない。
大変そうだが、面白そうだ。
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