なるほど、こういう動きも起こってくるわけだ。
アメリカの保険会社に押されるなかで、これに対抗する支援の力となるのか、あるいは今度は中国の保険会社に一定のコントロールを許すということになっていくのか。
何がどう変わっても、国民からすれば、加入者にたいする「保険」業務が確実に行われることの保証こそが大切なのだが。
中国生保最大手、日本の保険・運用に出資も(日経新聞、12月5日)
来日中の中国生保最大手、中国人寿保険の楊超董事長は4日、日本経済新聞記者と会い、「日本の保険、運用会社への出資を検討している」と明らかにした。中国人寿は経済成長をテコに収益を急拡大させており、海外金融機関とのM&A(合併・買収)で11兆5000億円(7663億元)の資産運用を強化する方針を打ち出していた。
楊超董事長は「(滞在中に)日本の保険会社や運用会社数社と面談した」と述べ、出資を前提に複数の金融機関と交渉に入っていることを明かした。出資の条件として「金融商品の開発や運用、リスク管理のノウハウを重視したい」と述べた。交渉中の金融機関や出資の時期、条件など具体的な内容については明言を避けた。
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