5月18日(月)は、10時すぎ起床の朝であった。
特殊栄養ドリンクをクピリとやって、
メールをいくつか、カシャカシャカシャ。
11時半には、外に出る。
JR「加島」から「西宮」へ、大学へ、
車中「マルクス新書の人」となって移動する。
学生のいない大学は静かである。
12時から、研究室で通訳方面の打ち合わせ。
1時から、ワイオミング大学からの留学生に、
「経済危機と日本の経済政策」のテーマでしゃべっていく。
こちらが日本語でしゃべり、
英文科の通訳コースを卒業されたみなさんが
同時通訳をしてくださる。
専用の機器がそろった教室でのこと。
「経済に対する少子化の影響は」
「中国の低賃金労働力と日本経済の関係は」
「税率が一律(消費税)というのは」
「アメリカへの輸出が減退した日本の産業は」
「アメリカの景気回復まで日本の自動車産業は生き残れるか」
「神戸女学院大学の就職率は」
「大卒と高卒での賃金格差はどれくらい」。
よく知っている、というわけではない。
ふと思いついた疑問を、
そのまま口にする姿勢があるということである。
疑問を胸にしまうよりは、ずっといい。
2時30分には終了となり、
教務課で相談事を少しだけ。
研究室にもどってみると、
本日休講となった3年ゼミの教室(研究室の前)に、
「慰安婦」仲間のT垣さんとKクンがいる。
しまった。
今日の3年ゼミは、「沖縄問題」の特別学習の予定で、
外部から参加者があるのであった。
「休講だろうと思ってたんですが、
連絡メールがなかったので」。
おお、まったくもって申し訳ない。
しばし、世間話をして、
ヘコヘコしながら、「さようなら」をする。
3時半には大学を出て、
JR「西宮」から「尼崎」へ、「加島」へ、
車中「マルクス新書の人」となり、
途中「尼崎」ではAV方面機器を買っての移動。
家にもどり、荷物をまとめ、
4時すぎには、再び外に出る。
JR「加島」から「大阪天満宮」へ、
谷町線「南森町」から「天王寺」へ、
御堂筋線「天王寺」から「北花田」へ、
とある近くの大きな病院へ。
新参看病の交代である。
24時間の点滴が行われ、
胸には心音確認の装置がはりつけられている。
おなかのホースもおもちゃではない。
しっかり酸素が出ているのである。
口の酸素マスクをイヤがったかららしい。
ずいぶん熱はおさまってきたが、
相方に同じ病気がうつったこともあり、
今夜は、こちらが泊まり込み。
その点では、1週間の休講はありがたい。
プラレール、絵本、DVDプレーヤーを持ってきたが、
4時半に眠りに落ちた新参は、
今の今まで、食事もとらずに眠ったまま。
薬が良く効いているらしい。
ただし、こういう場合は、
夜中に、しっかり起き上がる。
おそらく今夜もそうだ、と相方がいう。
7時には、単独看護の体制となる。
とはいえ、今できることは、
熱をはかるくらいのことで、
あとは、横で小仕事をカシャカシャカシャ。
神戸周辺は、新型インフルエンザ
のために「集会」ができない。
選挙準備の日程にも、
たくさんの変更が生まれている。
投票日そのものの延期というのは、
起こり得ないことなのだろうか。
本日の万歩計は、6189歩。
明日の夜は、睡眠不足での講演らしい。
許せ、京都の青年たちよ。
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お疲れ様です。
息子さんは大丈夫ですか?
京都では、あまりマスクをしている人を見かけません。
危機感がないのか無神経なのか・・・
今日の講演もマスクをしていくかどうか検討しているぐらいです。
投稿情報: 山口 真一 | 2009/05/19 10:14