ひどいカブレであったとさ

　８月１２日、午後、原稿準備をすすめながら、

　４時ちょうどには、外に出る。

　近くの皮膚科へ、徒歩１分で突入。

　待合室内「アメリカ史の人」となり、

　診てもらうなり、

　「ああ、これはひどいかぶれですねえ」。

　原因をあれこれ話し合って探してみるが、

　結局、一番可能性が高いのは、

　散髪屋での顔剃りらしい。

　確定できることではないが、

　ふだんつかわない化粧品や

　ヒゲソリをつかうことで

　こういう症状が出ることがあるのだそうだ。

　そして、両まぶたの腫れで

　気がついたわが異常であるが、

　かぶれの発生地は、

　左の頬、耳の下に近いあたりであった。

　それが、カイカイなどをすることで、

　顔の中央部にひろがってきたとのこと。

　世の中、いろんなことが起こるものである。

　神妙な顔つきで

　「内臓が悪いですね」といわれるとか、

　真っ赤な顔で

　「酒の飲み過ぎなんじゃあ、このボケェ」

　といわれるなどのことではなくて、

　ホッと一息。

　飲み薬と、塗り薬をもらって、スタコラ帰る。