4月26日(火)は、10時起床の朝であった。
青汁コーヒーをクピリとやって、
財界の「震災復興策」を読んでいく。
「救援」の文字が「復興」にかわり、
被災者に手を差し伸べることが、
経済を発展させることにすりかえられる。
しかも、その「経済」は、「企業の利益」であり、
財界団体に集結した「巨大企業の利益」にかわる。
阪神淡路大震災後の「復興災害」が、
より大規模に繰り返される危険がある。
かつての復興委員長が、
今日そのまま復興会議の議長の椅子にすわっている。
そこにも、財界の期待が見えている。
12時前には、大学を出る。
JR「加島」から「西宮」へ、
「阪神淡路の人」となって移動する。
12時半すぎ、研究室で3年ゼミ生と
サンドイッチをパクつきながらの面談である。
「夏から台湾に1年留学します」
「語学研修が目的で、かなり準備をしています」。
若い学生たちの未来はいろいろで、
それらを、ながめることができるのは、
この職業の役得だ。
「内定もらいました」と、4年ゼミ生もやってくる。
おお、これで3人目。
1時20分から「3・4年合同ゼミ」である。
休憩をはさんで、6時半まで。
今日も、ガッツリやっていく。
終了後は、あわてて、山を下っていく。
JR「西宮」から「三宮」へ、
車中「選挙結果の人」となって移動する。
7時半から、神戸市勤労会館で研究会。
全国、兵庫の議席の変化を見るとともに、
震災に前後した国民の政治的関心の変化に注目。
「日本をどうしていったらいいのだろう」。
選挙前半と後半で、明らかに、
より大きく、より深いところに
国民の関心が移っていったと。
9時ちょうどに会場を出る。
JR「三宮」から「加島」へ、
車中「お祝いメッセージの人」となって移動する。
限られた字数が、なかなか難しい。
10時前になっての帰宅であった。
すでにあまり力も残っておらず、
塩ラーメンに、ネギ、餃子、玉子を入れ、
バフバフ七味をかけて食べていく。
驚いたことに、来年の講演依頼も入ってくる。
世間のみなさん、気が早すぎますよ。
明日は、原稿、インタビュー、法要、
そして、憲法県政の夜となっていく。
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