9月6日(火)は、7時半起床の朝であった。
お茶とアンパンで、本日の人生を立ち上げていく。
9時には、ロビーに全員集合。
旅館「古滝屋」さんには、
社会派の本もバシバシ並ぶ。
移動して、9時40分から、
「うみラボ」の小松さんのお話を。
海やサカナの話から、「いわき」の現状、
専門知識を一般の人に伝える経路の必要、
意見の違いを尊重できる人間関係なども。
こちらのスペース「UDOK」の名前は、「晴耕雨読」から。
お昼は近くのラーメン屋さんで、
小松さん「おすすめ」のワンタンメンを。
デザートは、甘いソフトクリーム。
1時20分には、「アクアマリンふくしま」へ。
「命の教育グループ」の星さんから、
「震災復興プログラム」の紹介を。
3・11当日の引き潮の動画が印象的。
津波のために、およそ9割の生き物が死んでしまった。
しかし、2011年7月15日には、無事再開。
大きな水槽のうしろに、お寿司屋さんが。
学生からは「シュール」の声。
ちょっと楽しい記念写真も。
3時には、小松さんと再合流し、
「いわき市内」をバスで走る。
防潮堤をつくり、土手をつくり、道路をつくる。
必要な土は、近くの山を削って取る。
後ろは塩野崎の灯台である。
香川県より広い「いわき市」では、
地域の意志が、なかなか「復興」計画に届かない。
原発事故による避難者と、
もともとの市民との対立や軋轢も。
4時半には湯本温泉の「古滝屋」にもどる。
部屋で一休みして、
5時から、里見さんの
思いのつまったお話を。
創業元禄8年、321年もつづいた旅館のご主人。
「観光業」から「未来づくり業」へ。
静かな語りが印象的。
夜は、各自、自由な夕食とする。
学生たちは「鶏」料理の「ちゃぼ」へ。
教員チームは、居酒屋「おかめ」へ。
時間限定「ほろよいセット」に、
時間ギリギリで滑り込む。
原発ではたらくみなさんが、
こちらの話を聞いて、声をかけてくれる。
あれこれしゃべて、いっしょに、ワイワイ。
今日も、たくさんの方のお世話になりました。
みなさん、ありがとうございます。
明日は、浪江町から、相馬市へ。
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