9月1日(日)は、7時前起床の朝であった。
パンとヨーグルトをパクパク食べて、
8時前には、バスに乗り込む。
今日も帯広は快晴。
信号のない道路を、
バスは白糠に向かってグングングン。
途中、道の駅でトイレ休憩。
ジビエとして鹿肉のアキレス腱が売られていたので、
どうやって食べるのかと不思議に思うが、
その横にドックフードと書いてあった。
10時ギリギリになって、こちらの会場に到着となる。
白糠アイヌ協会による第29回フンペ(鯨)まつり。
横で見学させていただくつもりで来たが、
学生の着るものまで用意していただき、
儀式の席にくわえていただいた。
みなさん、ありがとうございます。
儀式がつつがなく進みますように。
まずはカムイへのお祈りである。
つづいて、パシクル海岸のフンペリムセ発祥地碑広場に移動。
海はかなり荒れており、
波しぶきで遠くは煙っていた。
仮のヌサ(祭壇)にまずはお祈り。
ご先祖への供養は女性たちが。
白老アイヌ協会のみなさんもかけつけて、
それぞれが地域の踊りを披露する。
下は、浜に打ち上げられたクジラを確認する
目の不自由なおばあさんの図(踊りの一幕)。
学生たちを入れていただくリムセもあった。
最後には、海に直接、感謝と願いを届けていく。
最後に、祭司をつとめたAさんから、
儀式やアイヌの文化についてのお話が。
祭りへの「参加」は、きわめて貴重な体験だった。
2時になってのお昼のゴハンは、そばと天むす。
つづいて、近くの大きなスーパーで、
明日のBBQのための買い物を。
昨日食べた「鮭の白子」は、
ほう、こんなふうに売られているものだったか。
2時間半ほど、バスで走り、
5時半になって、阿寒のホテルにたどりつく。
T先生の「太い人脈」で、こちらの綺麗な建物を
全館貸し切りで使わせていただく。
まったくもって、ありがたい。
外には、道路沿いにエゾシカが2頭。
人を恐れないのは、彼らにとって必ずしもいいことではない。
山でくらせる力を育てないと、
冬が乗り切れなくなるとの心配の声が。
近くのホテルのそこここに、
T先生のおとうさんのたくさんの作品群が。
バイキングの夕食を終えて、
8時すぎには、ナイトウォーク「カムイルミナ」に参加する。
カムイを大切にしなければ、
人は滅びてしまうというお話だが、
これはあくまで楽しいエンターテイメント。
9時すぎの終了となり、
帰りにコンビニをのぞいてみると、
こちらも「お米コーナー」がごらんのとおり。
その後、多くの学生は、
外の大浴場に向かっていったが、
テレビのカラオケ機能を発見し、
残って歌いだす学生も。
10時には、静かになって(させられて)いた。
こちらはネット情報をカシャカシャやって、
11時半には布団に入る。
本日の万歩計は、10394歩。
明日は、阿寒湖周辺の散策から、
アイヌコタンを歩く予定。
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