8月19日は、超変則睡眠のすえ、
1時起床の昼であった。
わが肉体内部に、いったい何が起こっているのか。
対照的に、新参は、スッキリご機嫌な様子であった。
「おう、なんや、やっと起きてきたんか」(新参心の言葉、以下同様)。
「ほれ、見てみい、もう、こんな時間やないけ」
「早う、でかける準備しいや」。
こちらは、そそくさと、食事をとり、
2時半すぎには、外に出る。
コンビニによって、JR「加島」から「宝塚」へ、「武田尾」へ。
「ほ~う、電車は、いつ乗っても早いのお」。
日曜の午後、この路線には、乗ってるお客も少なかった。
「ただし、ちょっと、クーラー効きすぎで、寒いけどな」。
このあたり、JR西日本には、
もう少し良く考えてほしいところである。
30分ほどで「武田尾」に到着。
あっけないほど近いのだが、
「宝塚」から北に入ると、
まわりの景色はガラリと変わる。
駅から、宿まで、ゆっくり歩いて約10分。
途中、短い、歩行者専用トンネルもある。
赤い橋の上からながめた空。
モクモクと、白い雲がたちあがっていた。
温泉旅館が数軒あるだけの「町」である。
3時半には、宿に入り、
さっそく、展望露天風呂に入ってみる。
「見よ、わしのこの肉体美」
「そして、青い尻」。
遅くまで、騒ぎまくり、しっかりと食い、
何度も風呂に入ってようやく眠りに落ちる。
「宿の人間にまで、愛想を売れば、
わしも、それなりに疲れるっちゅうに」。
そして、なぜか、夜中は
「昭和の頃の夢を見る」。
翌8月20日は、7時半の起床であった。
深夜の雨も、あがっている。
NHKのいくつかの番組をながめ、
今朝も、さっそく風呂場である。
「やっぱり、風呂は、いいのう」。
部屋の目の前を流れる川は、武庫川だという。
9時には食事をとり、10時には宿を出て、
11時前には帰宅となる。
出発から、帰宅まで、わずか20時間のミニ旅行である。
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