自民党内部から、衆院選前の安倍退陣論が出てきている。
衆院選は任期満了だとして2009年だから、これだと安倍内閣のもとでの改憲はなくなるということになっていくが。
衆院選前の退陣論浮上/首相、選挙の「顔」失格?(四国新聞、8月2日)
自民党で2日、参院選惨敗を受けた安倍晋三首相(党総裁)の対応をめぐり、当面は続投を容認するものの、党の「顔」を代えないと「衆院選は戦えない」(閣僚経験者)として、次の衆院選前の退陣は避けられないとの見方が浮上した。
参院選をはさみ安倍内閣支持率の低迷が続く中で、議員らの危機感が表れた。自民党の森喜朗元首相、青木幹雄参院議員会長、中川秀直幹事長が参院選当日に退陣不可避との認識を首相に伝達していた経緯が明らかになったことも、首相の求心力低下に拍車を掛けている。
党執行部は2日午後に参院選総括委員会の初会合を開き、態勢立て直しに向けた敗因分析を始めたが、政権基盤の弱体化は覆い隠せない状況だ。
金子一義元行革担当相は記者団に「衆院選に向けて首相で態勢を立て直せるか、いろんな意見が出るだろう。野党は衆院選に追い込もうとしており、どこまで支えられるか。非常に心配する」と強調した。
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