10月21日は、10時30分起床の朝であった。
10時就寝、2時起床、4時再就寝のデタラメリズムの朝である。
おまけに健康診断の朝である。
大慌てで病院に電話を1本、
ただちに外に飛び出していく。
11時ちょうどには、西淀病院に到着。
すばやく便を提出し、尿も差し出し、
血圧、身長、体重を測定、
腕からは血を抜いてもらい、
心電図をとってもらい、
かかとにゼリーを塗って骨密度も計ってもらい、
肩に注射をされ、
ゲップをガマンしてレントゲンでグルグルまわしの業に耐える。
ベルトコンベアに乗せられた気分で、
各方面からの検査が一挙にすすんでいく。
おまけに、途中、講師依頼の相談まである。
「来年の2~3月頃の都合は?」
心電図の順番を待つロビーの椅子でのことである。
なるほど近辺の医療関係者には、
事前に話がまわっていたのかも知れない。
新参もお世話になる
地元の診療所の「9条の会」発足とあっては、
邪険に扱うわけにはいかないのである。
12時には、すべて終了となる。
当面の課題は「休肝日をつくりましょう」ということであり、
「必要なら今はいい入眠剤もありますよ」ということであった。
JR「御幣島」から「加島」へ、
1駅だけだか、車中「格差の人」となって移動する。
12時20分の帰宅である。
台所を片づけ、うどんをゆがいて玉子を落とし、
レトルトカレーをかけていく。
ついでにミニトマトも5つ、6つと、プチプチプチ。
バリウムにふくまれた下剤の効果を身をもって確認し、
2時15分には外に出る。
JR「加島」から「芦屋」へ、「神戸」へ、
車中「予習の人」となっての移動である。
急行に乗り換える「芦屋」で、兵商連会館に電話をかける。
「時間、ギリギリになります」と。
予定の3時15分ちょうどに、会場入り。
先方は、先手をうって、段取りの調整をすでにしていた。
3時30分をまわったところで、
「福田内閣とはどういう内閣か」のテーマで
しゃべっていく。
このテーマでしゃべるのは、はじめてである。
「いつになったら日本人は立ち上がるのか」
「若い世代の動きはどうなっているか」
2つの質問に答えて、4時45分の終了となる。
福田内閣への期待論、民主党への期待論があるとのこと。
必要なのは「アナタまかせ」の期待ではなく、
「期待」を地力で実現していく全国からの「要請」である。
今年度第4回の兵商連常任理事会とのことであった。
本の出版に関する相談をひとつして、
5時30分には会場を出る。
会長、事務局長とともに、「軽く一杯」のはこびとなる。
業者・商売人の生活の実態、苦労話、先を見通す力、
組織で支えあうということ、根強い人間関係、
貧しくとも生活保護申請ができない商売の実情、
人を育てる楽しさなど、
あれこれたくさんの話を聞かせてもらう。
あわせて、兵庫県政をどうするかという
政治の話も大いに話題に。
8時30分のおひらきである。
阪急「新開地」から「高速神戸」へ、JR「神戸」から「加島」へ、
車中「格差社会の人」となって移動する。
9時30分の帰宅であった。
カシカシと、メールを打って、
本日の人生は、無事終了。
明日は、書評ミニ原稿の締め切り日であり、
午後には、「ナヌムの家」スタッフの村山さんの話を聞くことになる。
そして、夜は、もちろん宴会である。
わが休肝日は、いったいどこからやってくるのか。
あわせて、関西規模での集まりについても、
話が着実に前進していくことになるのだろう。
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