10月12日は、8時すぎ起床の朝であった。
特殊栄養ドリンク1杯で、9時20分には外に出る。
ケホケホ気味の新参は、今朝は相方がみてくれる。
JR「加島」から「尼崎」へ、「西宮」へ、
車中「科学の人」となっての移動である。
創立者記念日のために授業はない。
そのため「世間は休み」の気分で電車に乗り、
サラリーマンの多さに驚かされる。
なんとも、マヌケな話である。
とはいえ、こちらも仕事であった。
10時には大学教授会研修会を開始する。
この取り組みの責任者として、
あれこれしゃべり、時間を気にし、
たくさんの意見を聞き、ノートをとっていく。
テーマは「女性のためのキャリア教育」である。
文科省への申請の際にこれを話すときには、
男女の現実のライフステージの相違を強調することが得策であった。
だが、学内ではむしろ
卒業直後の就職力に、
人生の分岐で満足しうる新たな進路をつかみとる力を重ねると、
その二重性をもっと強調すべきであったかもしれない。
前者を軽視して、重点を後者に移動するとの
誤解の余地を残した様子。
さらに集団の議論を重ねる必要がある。
4時ちょうどには、研修会を終える。
「早く原稿を書いてくれ」との督促の声を背に、
4時30分には大学を出る。
JR「西宮」から「尼崎」へ、「加島」へ、
車中「科学の人」となっての移動である。
5時すぎの明るい陽の中での帰宅であった。
いくつかのメールを学生とのあいだに交わし、
今日の議論を受けて
学内誌向けの同じテーマでのミニ原稿を少し補足してみる。
ただちにガッシン。
5時30分には、新参バトンを受け取っていく。
1時30分から爆睡していた新参を抱き上げ、
野菜とスジ肉と餃子のスープをつくっていく。
7時前には相方も仕事からもどり、
パクリパクリと夕食をとる。
睡眠十分の新参が、馬力をあげて遊んでいく。
しかし、9時前には風呂に漬け込み、
うだって、ウトウトしたところで
茶を飲ませて、寝かしつける。
うまくいった。
そろそろ福田政権以後の自民党や内閣の動きを、
揺れの大きくなってきた民主党の様子とあわせて
情勢レジュメにまとめておきたいものである。
たくさんの学内小原稿の処理が急がれるのだが。
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