5月31日は、10時起床の朝であった。
9時起床の目標だったが、
4時就寝の眠気の前に
あえなくわが精神は敗北する。
特殊栄養ドリンクをクピリとやって、
午後の準備をいくつか行い、
12時30分には外に出る。
ヒゲソリが壊れたので、ヒゲはそのまま。
JR「加島」から「尼崎」へ、「京都」へ、
地下鉄「京都」へ、「丸太町」へ、
車中「憲法県政文書書きの人」となって移動する。
ところが、ここで手帳をひらいてビックリ。
2時からと思っていた今日の仕事は、
じつは何と3時半から。
ゆっくりできそうな喫茶店を探し、
食事をとって、「文書書きの人」を継続する。
3時20分には店を出て、
近くの機関紙会館5Fへあがっていく。
京都の若い人たちによる「現代政治学講座」の初日。
先に、「貧困・格差」についての弁護士さんの話があって、
こちらは第2講ということらしい。
話のダブりをカットして、
「経済の仕組み」に引きつけながら
政治の話を繰り出していく。
「改憲派のすべてが必ずしも靖国派でないという意味は?」
「なぜ小沢氏は昨年『大連立』に乗ろうとしたのか?」
なかなか突っ込んだ質問も出る。
すべてを終えて、リュックを背負い、
階段を降り始めたところで、
上から声をかけられる。
なんとA子である。
そして会場には、C男もいた。
午後の弁護士さんの話から、ずっと参加していたらしい。
こちらはまったく気付かなかった。
今日の企画は、
C男が大学でビラを見つけて知ったという。
3人で、再び、さきほどの喫茶店へ。
ジュースを飲みながら、
7時すぎまで、政治の話題もふくめて
あれこれ、おしゃべりをつづけていく。
今年はどうも「親子社会教育」の年であるらしい。
地下鉄「丸太町」から「京都」へ、
JR「京都」から「尼崎」へ、「加島」へ、
逆コースに乗り込み、
車中「剰余価値論の人」となっていく。
久しぶりの原論テーマで、
アタマがなかなかついてこない。
8時すぎには、「加島」にもどる。
オクラ、山芋、納豆の粘り3兄弟に
ネギを加えて、
ゴハンにかけてボボボボボ。
しばし、グデッとしながら、
新聞・郵便物をながめていく。
届いた哲学本をながめた際に、
いれたばかりの熱いコーヒーをぶちまけ、
あぢあぢあぢと、水場へ走る。
まったくもって、なんてこった。
10時30分からは、
「足を冷しながら格差レジュメの人」となっていく。
明日のしゃべりのレジュメを、
前夜に書いていく泥縄である。
そして、日付はかわり、
いよいよ現実は、今日のしゃべりのレジュメを、
その日に書いていく泥縄堕落人生に落ち込んでいく。
1時すぎには、ようやく神戸方面にガッシンする。
あの原稿も、この原稿も、
あっちの文書も、そっちの文書も……
書き物地獄は続いていく。
コメント