「西明石よりもっと西」。
そういわれていたので,とても遠いイメージがあったが,行って見れば家から1時間程度の距離であった。
「大久保」は「西明石」のちょいとお隣。
今日(4月22日)は「おおくぼ9条の会」の発足の日であった。
2時から地元のみなさんの楽しくにぎやかな演奏があり,こちらの出番は休憩をはさんだ2時50分から。
「お酒とお寿司が大好きで,明石の『魚の棚商店街』にも来られているそうです」と,すっかり極楽とんぼの紹介である。
いっしょに『ジェンダーと史的唯物論』を書いたI藤さんが主催者側におられるので,そのあたりからの入れ知恵であろう。
お話の冒頭,「昨日とどいた診断書には,お酒を減らしなさいとありました」。
これでつかみはOKである。
「法律学者じゃありませんが」。
そういいながらも,1)自民党の「新憲法草案」,2)時代錯誤の「草案」が出てくる歴史的背景,3)「憲法どおりの社会をつくる」取り組みの進め方,と3つのテーマで話してみる。
みなさん熱心に聞いてくださり,「なぜ日本がアメリカのグアム島基地に金を出さねばならないのか」「日本に徴兵制がしかれるのがこわい」などのご意見,ご質問も最後に出る。
それにしても,全国の9条の会は,合計4500を超えたという。
全国交流集会が行なわれる6月10日には,5000を大きく超えるのだろう。
終了後の喫茶店で,あれこれ地元情報を聞かせていただく。
「全国が4000を超えたあたりから,明石でも加古川でも,こまかい草の根の単位での会発足が進んでいる」。
なるほど少し広く地域を見ている方には,全国の数の変化が身近に感じられるらしい。
あわてずさわがず学びをかさね,着実に地域に根をはり,声を広げてほしいと思う。
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