最終日9月14日(木)は,8時ちょうどの起床であった。
荷物のかたづけをおえ,9時すぎには近くのスタバへブラブラと出る。
10時には全員ロビーに集合。
昨日のうちに「ナヌムの家」から「ケータイとメガネの忘れ物がある」と連絡があった。
落とし主はただちに判明。
日本へ送ってもらうようお願いしていく。
10時10分,ホテルを出る。
空港までの道のりだが,まずはチーム大人から1人ずつ感想を話していただく。
それぞれに様々な思いがある。
つづいて学生たちもしゃべっていく。
言葉にされてはじめて,こちらがわかることは少なくない。
人の成長や飛躍には,勇気が必要なことが良くわかる。
これらの内容は後日,要約をここに紹介したい。
11時すぎには,いつものお土産屋に到着である。
たくさんのキムチを試食し,残ったウォンを整理していく。
11時35分には再び出発。
学生全員のしゃべる時間を確保するため,バスはゆっくり走ってくれる。
最後にガイドのイ・インニ(李仁姫)さんが話してくれる。
「歴史の問題をこういうふうに考えている日本人にはじめて会いました」
「私は32才ですが,本当にはじめてです」
「とても感動しています」
「ガイドではなく1人の韓国人としてとてもうれしいです」
「私もがんばります」。
思わぬ激励に,こちらも感激させられる。
人の出会いとつながりは面白い。
12時には空港に到着し,手続きをとり,イさんとお別れの写真をとる。
空港内で韓国最後の食事をとり,2時20分には仁川空港を離陸。
4時前には関空に着陸。
近くて遠い「距離」である。
旅行の終わりを,関空ロビーで「社長」T中さんの言葉でしめる。
「3日前の旅行に出かけるときとは,ずいぶん気持ちが変わっていると思います」
「これは終わりではなく,出発点です」。
同行してくださったみなさんには,大変にお世話になりました。
特にC先生には,韓国での食事の予約から通訳まで,お世話になりっぱりしでした。
また,F田弁護士には,旅行中のビデオ撮影をお願いし,重い器材も運んでいただきました。
大人のみなさんの支えがあって,学生たちは充実の時間をとることができました。
本当にありがとうございました。
そして,学生のみんなにも,心からおつかれさまでした。
この秋の飛躍に期待しています。
ガイドのイさんと仁川空港で記念写真。
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