中国の王毅中日大使が,安倍首相の靖国参拝について「限りなく可能性は低い」「万一参拝があったら取り返しがつかないことになる」と発言している。
このように靖国史観派の孤立が深まるなか,米下院で「慰安婦」決議案が採択されれば,誰によっても統率されていない今の政府はどう動くだろう。
「アジア戦略研究会」はまだしっかり継続していたのか。
靖国参拝けん制-中国大使 「可能性低い」と認識(東京新聞,2月1日)
「中国の王毅駐日大使は1日、自民党本部で開かれた旧宮沢派系3派による「アジア戦略研究会」の議員と懇談し、安倍晋三首相の靖国神社参拝に関し「限りなく可能性は低いと思う」との認識を示した上で「万一参拝があったら取り返しがつかないことになる」と強くけん制した。
王氏は「中国国民はこの問題を注視している。中国の被害者感情にも配慮してほしい」と強調。「日中関係を悪循環から好循環に持っていけるよう力添えを願いたい」と出席議員らに要請した。
懇談に先立つ講演では、昨年10月の首相の訪中を「歴史的なもので、これからの日中関係の大きな絵を作った」と評価。「首相は真剣にアジア外交に取り組んでおり、中国を含めアジア各国で歓迎されている」と指摘した。4月に予定されている温家宝首相の訪日についても「円満に成功させたい」と述べた。」
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