アジア・マンスリー(2007年05月号)に、大泉啓一郎氏の「東アジアの人口変化と持続的経済発展」が掲載されている。
一部を抜いておく。
東アジアの「人口転換」は、この20~30年ほどで急速に収束するということのようである。
全文はサイトで確認を。
------------------------------------------------------------------------------------
2007年3月に発表された国連人口推計によれば、2025~35年に東アジアは人口減少に転じる見込みである。東アジアの持続的な経済発展を展望する上で、急速な人口変化に配慮する必要性が高まっている。
■2025~35年に東アジアは人口減少地域へ
2007年3月、国連は「2006年度版世界人口推計(1950~2050年)」を発表した。これによれば、世界人口は2005年の65億1,500万人から2025年に80億1,100万人、2050年には91億人9,100万人に達する。この間に世界人口は約27億人増加することになるが、東アジアの人口は2005年の18億4,100万人から2035年に20億6,300万人へ増加した後、減少に転じ、2050年には20億1,100万人となる。その結果、東アジアの世界人口に占める割合は2005年の29.2%から2050年には23.0%へ低下する。
最近のコメント