以下は、韓国「ナヌムの家」から届けられた、今年のピースロードのお知らせです。
内容についてのお問い合わせ、参加の連絡について、文中の「連絡先」までお願いします。
---------------------------------------------------------------------------------------
「Peace Road 2007 Summer」のお知らせ
〇プログラム
☆ 8月5日(日) / 第1日目 ― 出会い ―
韓国外からの参加者: 午後13時に仁川空港に集合し、ナヌムの家へ直行 (バスの送迎有)
韓国内からの参加者: 午後15時に京畿道広州市の市庁前に集合し、ナヌムの家へ直行(車の送迎有)
【夜】オリエンテーション
☆ 8月6日(月) / 第2日目 ― 記憶 ―
【午前】被害女性たちとの対面 【午後】歴史館見学、被害証言 【夜】主題討論
☆ 8月7日(火) / 第3日目 ― 模索 ―
【午前】ビデオ鑑賞 【午後】被害女性たちとの交流 【夜】主題討論
☆ 8月8日(水) / 第4日目 ― 葛藤 ―
【午前・午後】MISSION(フィールドワーク) 水曜集会へ参加 【夜】自由討論
☆ 8月9日(木) / 第5日目 ― 思索 ―
【午前】講座 【午後】被害女性たちとの交流 【夜】テーマ討論
☆ 8月10日(金) / 第6日目 ― 和解 ―
【午前】記念品作成 【午後】テーマ討論 【夜】焼肉パーティー
☆ 8月11日(土) / 第7日目 ― 旅立ち ―
【午前】感想会 【午後】解散、仁川空港へ(送迎)
詳しいプログラム内容は、参加申請者に後日お知らせします
“Peace Road”プログラム前後にも、ナヌムの家で滞在したいという方は、ご連絡下さい
〇募集要項
主 催: ナヌムの家/日本軍「慰安婦」歴史館
期 間: 2007年 8月5日(日) ~ 8月11日(土)【 6泊7日 】
開 催 地: ナヌムの家(プログラム期間中は、参加者・スタッフ全員での共同生活)
募集対象: 大学生及び同世代の若者。朝鮮語/韓国語もしくは日本語で話せる方。国籍や民族は問いません。以前の“Peace Road”へ参加した方でも参加可能です。
参加費用: 一人 8万ウォン(日本円では、通貨の変動がありますが、大体8千円位です)。宿泊費・食費・開催期間中の交通費・施設入場料・記念品代等は全て含みます。ただし韓国までの渡航費・開催期間外の滞在費・海外旅行保険等は自己負担となります。
応募方法: 「参加申込書」に必要事項を記入の上、メールもしくはFAXでお申し込み下さい。
【 締め切り日時: 2007年 7月22日(日) 】
募集人数: 40名前後。 ※定員になり次第、締め切らせていただきます。
通 訳: 韓国語-日本語の通訳スタッフあり。
注意事項: - 持病や体調が不安な方は、常備薬や処方箋などをお忘れなく持参下さい。6泊7日のワークショップ期間中、特別な事情が無い限り、全日程の参加を願います。事前に聞きたい事や問い合わせたい事など、遠慮なくご連絡下さい。“Peace Road”期間前後もナヌムの家に滞在を希望される方は、別途ご相談下さい。
(韓国外からの参加の方へ)
飛行機の日時は必ず事前にご相談下さい。(5・11日は、ナヌムの家-仁川空港の送迎が可能な為。)特に韓国での生活において不安な面があれば、お聞き下さい。万一に備え海外旅行保険のご加入をお勧めします。
連 絡 先: ナヌムの家/日本軍「慰安婦」歴史館
住所: 〒464-842 大韓民国 京畿道 広州市 退村面 元堂里 65
TEL: +82-(0)31-768-0064 FAX: +82-(0)31-768-0814
E-mail: [email protected] HP: www.nanum.org
担当: 研究員 村山一兵( Murayama Ippei )
〇ご案内
こんにちは。皆さん。日本軍「慰安婦」制度と聞いて、どんなイメージを持ちますか?
2007年2月にアメリカ下院にて史上初の公聴会が開かれ、日本軍「慰安婦」被害女性たちが日本政府へ公式謝罪と賠償を求めました。しかし日本の安倍首相が「狭義の強制性はなかった」と日本軍の責任を否定する発言をしたのに対して、国内外からの大きな批判が起こりました。91年から勇気を出し証言活動をしてきた各国の被害女性の「声」が無視され、日本の中学校歴史教科書からは「慰安婦」との記述は無くなってしまいました。また、戦後世代が増える中で、韓国社会にとっても「過去の問題」として関心がだんだんと薄らいでいっています。朝鮮植民地支配への賠償を「経済協力」という形で妥結してしまった韓国政府の責任も問われています。そして韓国社会の中でも、被害女性に対して「お金のために行った」「売春婦」などと誤解をする人々も少なくありません。
しかし女性への性暴力の問題は、戦時のみならず日常的な生活の中でも日々起こっています。女性に対する差別、性に関する歪められた女性像、暴力による支配などの問題は、今現在を生きる私たちそれぞれが取り組むべき問題です。そして「解放後/戦後」から62年が過ぎてしまった今日、被害女性たちがどんどんと亡くなっていく中で、日本社会が果たすべき責任に残された時間はもうありません。日本軍「慰安婦」問題とは、韓日/日韓関係のみならず、国籍や民族や性別それぞれの立場から、今この現在を生きる私たちそれぞれが、関連し合っていて学ぶべき問題であるのではないでしょうか。
日本軍「慰安婦」被害女性たちが共同生活を営む「ナヌムの家」では、毎年日本や韓国そして海外からの学生や若者を対象にワークショップ「ピースロード」を開催しています。2004年夏から始まって今回で11回目の開催となる「ピースロード」。日本軍「慰安婦」歴史館の見学、日本軍「慰安婦」被害女性からの「証言」、ハルモニとの交流、参加者同士の意見交換や主題討論、ミッション(フィールドワーク)、韓国文化の体験などのプログラムを予定しております。
「ピースロード」では、被害女性と「出会い」、被害女性からの「声」を聞き、参加者一人一人が「被害女性」という存在に向き合う事から・・・ワークショップを進めていきます。韓国人・朝鮮人・在日朝鮮人・日本人・ダブル、そして海外からの参加者それぞれがそれぞれの立場として、日本軍「慰安婦」問題に取り組み考えていきましょう。
8月5日(日)から8月11日(土)までの6泊7日!「Peace Road 2007 Summer」に、ぜひご
参加ください。
2007.5.31
韓国 ナヌムの家/日本軍「慰安婦」歴史館
研究員
村山一兵
〇申込み
氏名:
アルファベット表記:
生年月日:
住所 (〒 )
電話:
携帯電話:
メールアドレス:
学校:
学部、学科:
持病と常備薬 等:
飛行機の便名と発着日時: 韓国外からの参加の場合・・・
(往き)
(帰り)
“Peace Road”への参加 動機と目標
日本軍「慰安婦」問題について考えること
以上。
コメント