東アジア域内貿易比率の高さは、このような分業によっても成り立っている。
最終的な最大の輸出市場がアメリカであること。
そのことへの依存を下げるためには、東アジア内部の消費力向上がカギである。
中国は対東アジアでは875億ドルの貿易赤字(中国経済ヘッドライン、7月16日)
廖暁淇商務次官は14日、中国は総体的に多額な貿易黒字を計上しているが、対東アジア地区貿易では赤字となっており、しかもその赤字額は非常に大きく、875億ドルに上っていることを明らかにした。
北京で14日に行われた「2007東アジア投資フォーラム」で廖商務次官は、「中国が東アジアから輸入している貨物は主に原材料と部品であり、それを加工・組み立てたものを今度は欧米市場に輸出している。中国は現在、韓国で第1位、日本で第2位、タイで第3位、インドネシア、シンガポール、フィリピン、マレーシアなどで第4位の輸出市場となっており、中国の発展は東アジア各国にとっても経済成長のチャンスとなる」と語った。
さらに、中国は地域の経済協力を非常に重視しており、2010年にはアセアンと自由貿易区を設立すると続けた。(編集 HY)
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