11月13日(月)は、6時前起床の朝であった。
寝ぼけアタマで、忘れ物がないかを確かめて、
6時すぎには、外に出る。
今日は、日本平和大会の
オプション企画に参加する。
今朝も、サクサク歩いていき、
7時前には、高速船のターミナルに。
桜島のわきから、ちょうど朝日がのぼってくる。
待合所で、パンとヨーグルトをパクパクパク。
7時半に港を出て、
9時すぎには、種子島に到着となる。
ついた場所は西之表市。
海の西側10㌔先にうかぶ馬毛島は、
西之表市の一部である。
会場のホテルに歩く途中、
こちらの大きな看板が。
ホテルニュー種子島に到着し、
10時前から「馬毛島に基地はいらない、
種子島と全国の交流集会」。
企画のサブタイトルは「基地に苦しみ、
基地とたたかう経験や思いを共有しよう」。
「馬毛島への米軍施設に反対する市民・団体連絡会」から、
渡辺事務局長が報告を。
日本政府による戦争準備の基地、
住民の意向を無視して建設される基地、
深夜までのタッチアンドゴーで
騒音被害が間違いない基地、
固有種マゲシカを絶滅に追い込みかねない基地、
種子島住民に対立と分断をもちこむ基地等々。
さらに、元教員、元市職員、会代表の同級生など
地元のみなさんが、それぞれ発言。
つづいて、全国からの「寄せ書き」と
運動カンパが手渡される。
横浜ノースドッグ、沖縄、岩国、横田、
埼玉、静岡、愛知、横須賀など
基地被害、基地強化とたたかう
全国からの経験も発言され、
種子島のみなさんとの意見交換が進んでいく。
12時をすぎたところで、区切りをつけ、
130人ほどでのパレードを。
周辺地域のみなさんに、いまからでも
基地建設をやめさせようと訴えていく。
昨年までは漁船ばかりだった港にも、
いまは工事の船ばかりがならんでいる。
遠くに馬毛島の見える公園で、記念写真。
そして弁当を食べて、2時発の船に乗り込んでいく。
種子島のみなさんが「ありがとう」と見送ってくれる。
そして防波堤の上からも、
両手とプラカードを大きく振って送ってくれた。
船の中から、みんなも手を振りかえす。
こうして連帯を実感することのできる企画を、
今後も工夫していかなければ。
3時すぎには、鹿児島の港にもどる。
桜島がとてもキレイに見えていた。
大急ぎで、空港に向かって、
5時すぎには、搭乗手続をとり、
5時半すぎには、空に飛ぶ。
機内「平和本の人」となり、
7時前には大阪(伊丹)空港に着陸となる。
すぐに食べられるものを買い込んで、
7時半には、家にもどる。
ただちにレンチンで、豚まん、シュウマイ、
イカヤキなどを、兄新参とパクパクパク。
この数日の兄の様子を聞きながら、
(「島」にも2日ほど行っていた)
馬毛島の基地建設について話を少し。
生き物好きの兄新参には、
「マゲシカはどうなる」が特に刺さったよう。
今回の旅で読んだのはこちらの本。
歴史家たちが現代の戦争を、
歴史の教訓や到達といった視角から。
9時には、焼酎片手に
「録画番組の人」となっていき、
11時には布団に向かっていく。
明日は、夕方になって大学へ。
科目「原発と生活」の学生報告の準備である。
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