2006年4月20日(木)……キャリア,キャリアの1年らしい。
1)わが短い午前中なる時間帯に,「東アジアゲラ」の見直しを完了。あとは手もとにコピーを残して,ポストに投函するだけである。去年の9月の報告なので,どうしても原稿にタイムラグがふくまれる。とはいえ,いままでの関係原稿をそれなりにザッとまとめたものにはなりえたか。字数を増やしてスンマヘン。
2)大学では昼休みにキャリア教育関係の会議をまわす。せっかく各方面で行なわれているあれこれの努力が,1つのセンターに統括されていないところがあるよう。まずは日常業務とあわせて,これをたばねる作業をしてみるか。「あいさつ」「授業中の態度」「他人への気配り」など,学生への「人としてのマナー」教育の必要も話題になる。嬉しいことではないが,現実だ。
3)キャリア教育関係で新設されるもう1つの会議についても,責任者となれとのお達しが来る。大学の規模とわが年齢を考えるとき,この手の役割からは,もう逃れることはできないのだろう。それにふさわしい仕事のやり方,跳梁跋扈の仕方を学んでいかねばならないようだ。
4)4年ゼミ生が「家でとってきました」とたくさんのキンカンを袋でくれる。「ああ,うちにも」といった2人は,いずれも「チーム西の方」の住人である。授業のなかで「都市部と農村部では保育所の開所時間についても要望がちがう」といった話しうすると,やはり「チーム西の方」が納得している。ゼミ内部における「都市と農村の対立」か。いや,はるかに交流は深化しているのだが。
5)関西勤労協と京都学習協に4月末講演のレジュメを送信。ジェンダー論の関西勤労協には神戸講座でつくったメモを活用し,若い人向け経済学の京都については「よりすすんだ学習のために」を意識する。この数年,理論の発展が急なので,良く出来たテキストであっても,どうしても補足が必要になる。
6)4年生に「内定」2人目が出る。着実な結果である。やはり今年も広い意味での金融が早い。しかし,2人とも,しぶとく次を目指しているようで,夏までは「卒論との両立」が話題になりつづけるのであろう。
7)学生たちが帰ったあとで,「講演本づくりの人」となる。どうにか月内にこれに決着をつけ,連休には5月末〆切の「少子化論文」に進みたい。マルサス・マルクスもふくめ,すでに読みたい本は積み上げられているのだが,しかし,原稿は順番を守って書くのが,こちらの精神状態にも,世間様との関係においても良い結果が出てくるようす。スキマ時間をうまくつかうしかないのである。
8)先日,3年ゼミで話題となった淀川花火の日程だが,やはり8月5日のようである。その名も「第18回なにわ淀川花火大会」。今年も我が家のベランダにて,「首を左にひねり,スルメをしがみながら,ビールをあおり,花火をながめて,奇声をあげる会」が開催される。「それは行かねば」と思われるみなさん,いまから手帳にご記入を。「来るものは拒まず,来らざるものに媚びず」の方針である。
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