『「慰安婦」と出会った女子大生たち』を読みましたと,今日(14日)も卒業生からのお手紙がある。
「お礼と激励の言葉を送りたくペンをとりました」とのこと。まったくもってありがたいことである。
文中には,敗戦の翌年から岡田山を登ったとあり,つまり失礼ながら,こちらにとっても母親世代の方である。
執筆した学生たちのことを「孫」と語り,学内の空気についても「隔世の感」があると書かれている。
昔の学内事情は知らないが,「感動のままに時間もなく走り書きで」という最後の文章がとてもうれしい。座談会での急速にかわる学生の姿がその原動力となったのだろう。
こうしてこの本が果たしてくれる連帯を広げ,確かめさせる役割は,こちらの想像以上である。
ありがとうございました。
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