旅行3日目の2月20日は,5時30分の起床である。
あまりの湿度に,本やノートがゴワついている。
朝早くからのニワトリの鳴き声に,
新参が,なぜかはげしく反応している。
8時すぎにはバイキングへ。
外は見事な天気である。
昼寝の後,12時すぎには,
お隣のシーフード屋台へ歩いてみる。
ここは観光客が相手であり,
ホテルを出て,徒歩30秒の距離である。
店のお姉さんが,さかんに新参をかまってくれる。
バリの人たちは,男性も女性も,
小さな子どもが大好きである。
他にはまったく客がいないが,
料理が出るのにやたらと時間がかかっていた。
そのあいだに,新参の手足を海につけてみる。
ようやく出てきたのは,
エビのサテ(串焼き)とチャプチャイ(野菜炒め)である。
チャプチャイは初めてだが,
これもまた,なかなかのものなのであった。
晴れた日には,外を歩く新参に日傘は欠かせない。
2時30分には部屋にもどり,
グデッと昼寝に落ちていく。
ベランダから大きなトッケー(トカゲ)が見えたので,
あわててカメラを取りにいくが,
わずかのあいだに隠れてしまった。
さすが,野生の動きである。
6時には,地元メシ屋の新規開拓に歩いてみる。
何軒かをのぞき,初めての店に飛び込んでいく。
これが見事正解とあいなった。
値段は,大人2人が食べて,
日本円で300円程度のものである。
テイクアウトもできるらしい。
ただし,困るのは汗である。
バリのメシは,何を食べてもスパイシー。
朝晩の洗濯は欠かせないのだが,
湿度のためにこれがなかなか乾いてくれない。
数少ない難点である。
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