5時をまわったところで、外に出る。
ハルモニも、食事の時間となっていく。
学生たちも、ようやく昼からの緊張をゆるめることができる瞬間である。
ここからは、夕食材料の買い出しチーム、メシ炊きチーム、
横幕仕上げチームにわかれて行動。
買い出しには、ガイドの沈さんだけでなく、
ペ・チュンヒハルモニも同行してくれた。
居場所の変わった母犬は、
新たに3匹の小犬を産んでいた。
小犬を守ろうとしてなのだろうが、
やたらと気が立って吼えている。
しかし、去年も元気にはしゃいでいた、
あの大きな犬は、逃げ出して、帰ってこなくなったという。
上手投げで、投げ飛ばした2年前がなつかしい。
こちらは、台所でコメを研ぐチーム。
同行してくれたオカアンサンたちの指示にしたがっていく。
計量カップなしの目分量での勝負である。
あらかたできあがっている横幕だが、
さらに中心の文字をクッキリ縁取りし、
一人一人が自分の言葉を書き込んでいく。
肉がとどいたところで、
チームおとうさんたちの出番である。
手に軍手をはめ、猛然と「火おこし」に取り組んでいく。
夕食は、今年も豚肉を焼いたサムギョプサル。
これに味噌をつけ、エゴマやチシャなど、
たくさんの野菜にまいて食べていく。
網の上には、エリンギ、ナス、ソーセージ、ニンニクなども置かれていく。
汗をダラダラ流して肉を焼き、
ビールを片手に、網から直接つまむ。
この食い方が、実にウマイ。
2時間ほどの大騒ぎである。
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