1月1日、年末に届いていた「卒論原稿」をザッと読む。
スタートの遅れた学生だが、
年末の努力がグイと大きく表れている。
「現時点で合格ライン突破」と返信していく。
年賀のご挨拶や、当面の講演メールをカシャカシャカシャ。
10時すぎから「レーニン原稿の人」となっていく。
レーニンは、ブハーリンの『世界経済と帝国主義』を
1915年に原稿段階で読んでいる。
「金融資本グループがいっそう強力になりつつある一方、
経済生活にたいする国家の干渉も目立って増大した」。
ブハーリンは国家と経済の関係変化に敏感だった。
しかし、翌1916年に『帝国主義論』を書いたレーニンは、
国家の経済への介入を検討しない。
レーニンに、それが現実経済の重大変化
と認識されるのは1917年になってからのこと。
ただし、面白いのは、レーニンが、
戦争が国家独占資本主義を生みだしたとは述べず、
国家独占資本主義への変化を「はやめた」とするところ。
12時すぎには、相方と新参がもどってくる。
ポストから取り出した年賀状には、
新参宛に思わぬ1枚が入っていた。
恐竜絵本作家の黒川みつひろ氏からである。
右下には、「おたよりとイラストありがとう!
リトルホーンが喜んでいましたよ」と
手書きのコメントまで。
ちゃんと届いていたのである。
黒川さん、ごていねいに、ありがとうございました。
「すごいなあ、すごいなあ」との喜びののち、
おせちをパクパク食べていく。
YOUTUBEで「恐竜」をながめ、
2時には、グデリと昼寝に落ちる。
こちらも、いっしょにグーグーグー。
4時になって、新参のボディ・プレスに起こされる。
本日解禁となった、旭山動物園のまずは旧版をやっていく。
「一回休み」「ライオンまでもどる」など、
ルールは、新参にはまだ難しい。
しかし、新版の方のすごろくは、
組立式の動物園がものすごく、
それだけで、十分遊びのおもちゃになる。
旭川→東京→大阪と、
製作・お届けいただいたみなさん
まったくもって、ありがとうございます。
夕食には、相方が手に入れたばかりの
家庭用簡易金属七輪をつかってみる。
あちこちの窓をあけ、
換気扇を「強」にして、
「かん炭」なる
ひ弱な炭で焼いていくが、
しばらくして、天井の警報機が大騒ぎ。
「空気がよごれています、窓をあけてください」
「空気がよごれています、窓をあけてください」
管理人室からも電話が入る。
仕方なく、これをベランダに移動。
外で、ししゃもをパクパクパク。
その後は、あまりの寒さに、
外で焼いたものを室内で食べるという、
変則七輪人生とする。
マッコウリを飲み、
新年の新喜劇を録画でながめ、
さらに、粘土遊びも行なっていく。
9時には、遅い風呂で大遊び。
10時になって、ようやく布団に入った。
2011年の研究・教育・実践展望も、
大きく、ちょいと考えてみる。
明日は、おそらく初詣。
その他は、新参まかせの1日となる。
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