12月1日は、2時就寝、9時30分起床の朝であった。
それなりに良く眠れた朝である。
特殊栄養ドリンクをクピリとやって、
さっそく小仕事にとりかかる。
「戦後女性運動団体史の人」ともなっていく。
散歩に出ていた新参と相方がもどったところで、
昼食づくりにとりかかり、
讃岐うどんと野菜炒めのお手軽食を完成させる。
ゾゾゾ、シャキシャキと食べていく。
1時20分には外に出る。
JR「加島」で新幹線のチケットを変更し、
「尼崎」へ、「六甲道」へ、
車中「明日の準備の人」となっての移動である。
JR「六甲道」から、サクサクと歩いて、
神戸学生青年センターに到着。
ネットでは、何度ものぞいた施設だが、
この中に入るのは初めてである。
在日朝鮮人元「慰安婦」宋神道さんの闘いを描いた
映画『オレの心は負けてない』を見る。
たくさんの日本人たちにも励まされながら、
怒り、泣き、笑い、恐れ、
それでも闘うソンさんの姿が描かれていく。
ソンさん自身の「下町のカアチャン」といった
豪快でおおらかで繊細な個性もふくめて、
実に見事な映画である。
それにしても、日本人による運動を、もう少し広く
力をあわせて育てることはできないものかと思ってしまう。
10年ほど前のペ・チュンヒさん、イ・ヨンスさんの姿も見える。
センター代表のH田さんと休憩時間に雑談し、
3時30分からしゃべらせていただく。
「慰安婦」問題の基本、私と「慰安婦」問題との出会い、
この4年間の取り組みと今年の3年生の取り組みなど。
最後は、たくさんの写真をプロジェクターで投影していく。
時間オーバーの5時終了と相成った。
さっそく「YMCAです」「卒業生です」
「母親大会です」「短歌をつくっています」
「平和の市民団体です」……。
何人もの方に声をかけていただく。
5時15分には、あわてて会場を後にする。
ただちに、なんだか寂しげなJR「新神戸」へ、
さらに「東京」へ、
車中「明日の準備の人」から「兵庫県経済の人」となっての移動である。
3時間座りつづけ、いいかげんイヤになったところで、
「東京」駅に到着となる。
9時ちょいと前、日本橋口という「秘密」の改札口で、
M竹さんと会い、
近くの大きな「居酒屋」に直行。
食事をしていないこちらばかりがガツガツと食べ、
政治や子どもや歴史や出版について、
あれやこれやと話していく。
「なんだかブログで呼びかけられたような気がしたので」。
そんなことはなかったのですが、
わざわざ、この飲みのためだけに、
ありがとうございました。
満足の気分で、11時には麹町の宿に入り込んでいく。
『バガボンド』第27巻をながめて、
1時30分の就寝であった。
お疲れ様でした。やはり映画には少し遅れての参加となりました。ソンさんが、「おら、誰も信用してねェ。」と語られる辺りから拝見いたしました。最高裁で控訴棄却された後の、支援する会の皆さんの落胆振りを吹き飛ばすかのような、ソンさんの明るさが、とても印象に残りました。映画と講演のチラシは、10月27日に頂いて労働学校の仲間にも宣伝していたのですが、個別にアタックする取り組みが不十分だったことを、反省しつつの参加となりました。先生のお話を生で一時間半お聴きするのは、今回が初めてだったのですが、あっという間に予定の時刻となり、質疑応答の時間もカットされたので、せめて新神戸までご一緒させて頂いて、近況などお話させて頂きたかったのですが、それも叶わず、先生は疾風のように行ってしまわれたので、少しく残念でした。でも、やはり神戸まで出かけて行った甲斐のある学習会でした。
投稿情報: S本 Y郎 | 2007/12/04 03:03