9月5日(日)は、最終10時起床の朝であった。
深夜、2時半から6時まで、
「今日の報告パワポ補正の人」となっていた。
二度寝、二度起きの後、
さっそく新参と遊んでいく。
12時前には、外に出る。
JR「加島」から「尼崎」へ、「京都」へ、
車中「報告パワポ補正の人」となって移動する。
1時には、キャンパスプラザ京都に突入。
今日は、『季論21』の関西研究会である。
こちらが「資本主義の発展段階と戦後経済史」のテーマで、
高賛侑さんが「民族教育差別に見る『在日』政策」
のテーマで報告していく。
在日外国人差別、とりわけ異常といえる
在日朝鮮人差別の実態について、
その根底に、戦前来の「支配」の思想
あるいは「いまさら対等になる気はない」
という考え方が脈々と流れていることを教えられる。
政府の諸文書の表現がひどい。
他方、財界が必要とする日系ブラジル人移民にも
教育分野には同様の差別が行われており、
これが財界・政府の政策的矛盾を深めている
などの点にも注目がおよぶ。
いい勉強になる時間だった。
たくさんの質疑があって、5時には全体終了となる。
編集部のみなさん、高さんとともに、
5時半には、近くの居酒屋へ。
冷たいビールをやりながら、
議論のつづきをやっていく。
8時すぎのおひらきである。
JR「京都」から「尼崎」へ、「加島」へ、
車中「雑談の人」となって移動する。
途中、本屋を物色し、
コンビニで、ノートや歯磨きなどを買い込み、
10時ちょうどの帰宅とする。
新参と相方は実家にもどっていたが、
そろって夏風邪の症状が出たという。
誰もが疲れる時期なのだろう。
片づけるべき野菜などを食べていく。
今日は、なぜか写真のアップがうまくいかない。
ブログも疲れいるのだろうか。
本日の万歩計は、4437歩。
明日は、朝から関空である。
今日は本当にご苦労さまでした。久しぶりにワルモノ先生のお話を聞かせていただきました。でも、そうそうたる方が、聞き手に回り、発言もするというめったにないすごい研究集会でしたね。先生の声のトーンも、いつもの調子と違っていました。
高さんのお話は、よく勉強になりました。兵庫県に住むものとしては、在日朝鮮人の方を中心に在日外国人の方を抜きに、どんなことも考えられないことを、改めて思い知りました。すでに震災のときから、仮設住宅や復興住宅に南米の方などがおられたことを思い出しました。
先生のお話は、準備の時に書かれていた「世界は大きな変化の中なのに、なぜ、日本にそれが起こらないのか。変化をつくる人間の力量の成熟を、日本資本主義の歴史的経過の中に見る。1)ブルジョア民主主義革命の曖昧さ 2)侵略と植民地支配への総括の曖昧さ 3)民主憲法を内実化させきれていない戦後の歴史。しかし、あるのは遅れだけではない。」ということをおさえて学ぼうと参加しました。あらためて、甲子園に帰り、「唯物論と現代」41号の「格差社会をどう克服するか。ー経済学の立場から」を読み直しました。「資本主義の発展段階と戦後経済史」からのお話でしたが、この論文の「改革の主体形成論」をこそ、このアプローチから深めていきたいと思いました。その点で、高さんとの話が、かみ合うのかと参加するまでは少し疑問でしたが、原口先生の発言で言われた様に、意外とかみ合ってとらえられたのは幸いでした。
投稿情報: あさくら はじめ | 2010/09/06 00:28