7月9日は、7時40分起床の朝であった。
新参微熱につき、保育所欠席の朝である。
11時半には、相方実家よりの支援を得て、
フラリフラリと外に出る。
JR「加島」から「西宮」へ。
車中「靖国の人」となっての移動である。
書類や本を受け取り、研究室で、パンをかじり、
小仕事人生に入っていく。
「大きな事件がないかぎり、本日、夕刊、社会面に掲載です」と、
「朝日」のS木さんから連絡がある。
1時30分から「経済学-アメリカ市場への過度の依存から抜け出すために」。
次週が「海の日」のため、月曜日は、これが最後の授業となる。
3時からは「3年ゼミ-どうして9条を変える必要がある?」を行っていく。
改憲問題をゼミで議論するのは初めてだが、
侵略と加害、戦争の悲惨、憲法制定、安保闘争と、
戦中・戦後の歴史をすでに学んだまなざしは、
ただちに9条「改正」への疑問の山をつくっていく。
歴史を知るということは、
現代と未来を見通す大きな土台をつくるということである。
5時には、すばやくゼミを終え、ただちにみんなで移動する。
今夜は3年ゼミの前期末打ち上げの日なのである。
JR「西宮」から「京橋」へ。
駅で買った「朝日」の記事を、
みんなでまわして読んでいく。
総勢16人での移動である。
もちろん、いつものように、キャーキャーピーピーうるさいのである。
ゼミ卒業生の店「わさび」に到着。
いまだ、写真といえばピースである。
1階はほぼ全面占拠」の状態となる。
今夜も登場したチーム「もく吸い」。
外でしゃがむ姿が、良くにあう。
2階で飲んでいた、どこかのオトウサンが降りてくる。
小雨を避けながらの「ふれあい」の瞬間。
滋賀へ、奈良へ、兵庫の西の果てへ。
家が遠いメンバーが多いので、8時半にはおひらきとする。
ゼミは終わるが、しっかり学びをつづけてほしい。
その後は、チーム大人の宴会である。
集まっていた顔ぶれは、弁護士F田、出版人M尾、
社会保障人T内、その息子Yすけ、
ケアマネ人U海、中小企業人M永のみなさんである。
結局、この場で、F田・M尾さんも、
韓国旅行に加わることが決まっていく。
こういう時には、社会保障人T内さんの、
口八丁、手八丁が大いに力を発揮する。
家庭が、子育てが、政治が、人生が……。
チーム大人もまた、11時すぎまでの
静かではげしい盛り上がりを見せる。
JR「京橋」から「加島」へ。
12時前の帰宅であった。
「『朝日』の記事を見た」とのメールがすでに入っている。
新参は、明日も保育所欠席の人生らしい。
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