7月29日(木)は、7時起床の朝であった。
今日、明日は、一族で福井勝山へ行く、恐竜旅行なのである。
〔7月29日〕
8時ちょうどには、外に出る。
JR「加島」から「尼崎」へ、「大阪」へ。
8時42分「大阪」発のサンダーバードに乗っていく。
新参は、車内でサンドイッチを食べ、
ジュースをのみ、そして『恐竜本』で予習をしていく。
10時半には、雨の「福井」に到着する。
時間にゆとりがあったので、
土産物屋を物色し、11時には駅ビルの回転寿司へ。
う~む、海の町のサカナは新鮮だ。
ホテルのシャトルバスで、グイと山の中へ入っていく。
目的地の勝山では、雲が眼下に広がっていた。
さすがは「恐竜の町」である。
ホテルのロビーに、さっそくこんな恐竜が。
新参がかかえているのは、
小ぶりのプロトケラトプスである。
雨があがったので、外に出る。
子どもが遊ぶ「恐竜らんど」には、
こんなヤツも立っていた。
おそらく、フクイラプトルなのだろう。
冬はスキー場のこの場だが、ゲレンデには、
ごていねいに、恐竜の足跡が掘ってあった。
温水プールで、1時間ほど遊んでいく。
夕食は、大きな食堂でバイキング。
まわりも、恐竜目当ての家族連ればかり。
パクパク、モグモグとタップリ食べて、
10時には、全員グデリと眠っていく。
〔7月30日〕
7月30日は、一族7時起床の朝であった。
こちらは、5時にいったん目をさましての
ダンダラ睡眠となっていく。
今朝もバイキングの食事だが、
子どものプレート、カップは、いずれも恐竜仕様となっていた。
8時40分には、ロビーに集合。
マイクロバスで「福井県立恐竜博物館」に移動する。
だが、入るなり、新参の足がとまる。
この動き、吠えるティラノサウルスの迫力にやられてしまった。
館内にひびく、大きな吠え声が、こわくて仕方がない。
結局、耳をおさえて化石をながめることになる。
これで集中できるわけがない。
こんなものすごいのが、所狭しとならんでいたのに。
ティラノの吠え声が聞こえないフロアーにうつり、
ようやく、新参は落ち着いていく。
この博物館の目と鼻の先で発掘さた、フクイサウルスの化石。
こちらはフクイラプトル。
館内ではアジアの恐竜の特別展が行なわれており、
これは、中国で発掘された
巨大草食恐竜の足の骨。
まったくデカイやつらである。
10時45分には「化石発掘」のために外に集合となっている。
その前に、まわりの公園で遊んでいく。
11時から、待ちに待った「化石発掘体験」となる。
恐竜先生の話しを聞いて、
そこら中にならべられた石を、カンカン力をこめて削っていく。
本当の発掘現場から運ばれている石であり、
子どもたちの「体験」の中で、
恐竜の歯や爪が見つかることもあるという。
砕けた石が飛ぶので、全員、ゴーグルが欠かせない。
結局、新参が見つけたのは、こちらの化石。
真ん中より右上に、左右に走る何本かの線がある。
恐竜先生に見てもらうと、
「これは、植物が、バラバラと崩れてできた化石だねえ」
とのことである。
新参は、参加者最年少なりに、がんばっていた。
12時すぎには終了となり、いったんホテルにもどっていく。
あわてて昼食をとり、JR「福井」へ向かうシャトルバスへ。
「きょうは、なんで、きょうりゅうのほね、でなかったん?」
とはいうものの、それなりに満足そうな顔であった。
JR「福井」から、午後2時44分発のサンダーバードに。
そして、遅い昼寝とする。
興奮さめやらぬ新参も、
琵琶湖にはいったあたりから、グーッと、深く眠っていった。
4時半すぎには「大阪」に着き、
5時ちょうどには帰宅となる。
適当にありもので夕食をとり、
今夜もまた、10時には、グデリと眠りこんでいく。
両日の万歩計は、自宅に置き忘れ。
さて、明日は、ホイと講演1つだけ。
はじめまして。
ブログ楽しく読ませていただいています。
「新参」選手、ご尊顔が先生にそっくりなので、その衝撃で書き込まずにはいられなくなりました。
先生のご研究と「新参」選手との生活、たまらないマッチングですね。
これからも楽しみにさせていただきます。「若マル」も未読了ですので、そちらももちろん楽しみ。
投稿情報: chikamiki | 2010/07/31 12:26