9月30日は、10時すぎ起床の朝であった。
何度か目がさめるたびに寝なおしたが、
結果的にはちょうど良いくらいの時間となる。
ドタバタと動きまわり、11時すぎには外に出る。
JR「加島」から「京橋」へ、「紀伊」へ、
車中「予習・写真ならべかえの人」となって移動する。
途中、岸和田周辺に、だんじり姿の男たちを見る。
到着した「紀伊」には、小雨がちらついていた。
ただちに、クルマでラーメン屋へ直行していただく。
なかなかハデな外観の店を発見。
広く展開しているチェーン店であるらしい。
注文したのは「ばり馬」(正しくは口辺に馬)の「ぜいたく」。
「ぜいたく」というのは、
上にのっているものが少し多いという意味である。
醤油とんこつのこってりとしたスープに、
細くてまっすぐな和歌山の麺が良くあっている。
すぐに会場に入って、プロジェクターを準備する。
2時ちょうどから、
「今こそ憲法どおりの日本をつくろう!」と題してしゃべっていく。
主催は「生活と民主主義を守る那賀の会」。
今日は、結成10周年の記念総会である。
レジュメにそったしゃべりの後で、
3年ゼミの取り組みを、たくさんの写真をつかって紹介する。
会場は、岩出市総合保健福祉センター。
全国各地に良くある、箱もの公共事業の産物である。
帰りは、JR「熊取」まで送っていただく。
クルマを運転してくださったN田さんが、
なんと、学生時代に同じ下宿ですごした後輩だといわれる。
京都は右京区の高尾に向かう途中、
「梅ヶ畑篝町」というのが地名であった。
N田さんは1Fのわが部屋の真上に住んでいたらしい。
4つ下の学年である。
普通、学年が4つ違えば「入れ違い」となるわけだが、
そうはならないところがわが人生である。
「あいつはどうしているのだろう」
「あの風呂が良かった」
「近くの小学校で野球をした」
「あそこのバイトでは」など、
なつかしい記憶を呼び起こしていく。
5時前には「熊取」からJRに乗り込み、
「天王寺」へ、地下鉄「天王寺」から「南森町」へ、
JR「大阪天満宮」から「加島」へもどる。
車中「BRICsの人」である。
6時すぎにもどった家には、宴会残党のAちゃんが、
いまだしっかり残っていた。
一族とあわせて4人で、近くの「平八亭」へ。
7時すぎには、再び帰宅。
Aちゃんは「明日から仕事だ~」とブツクサいいながら帰り、
こちらもウデウデ、ダラダラしていく。
新たなゼミ本づくりに関しては、
最大の企みが実現の方向にグイッと動いてくれたようである。
あとは韓国からのメールを待つだけか。
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